運転士が乗務中にプリペイドカードを転売

まぁ、悪事の種は尽きませんね。

名古屋市が運営する市バス大森営業所の男性運転士(40歳)が、不正に卸売価格で入手したプリペイドカードを乗客に定価で販売し、利益を得ていたことが分かった。
市によると、運転士は市バスの委託運行をする名鉄バスの社員。カードの販売委託契約をしているたばこ店などの業者が持っている証明書を不正に借りて定価から3.5%安い価格で一日乗車券(バス・地下鉄全線は大人850円、バス全線は同600円)や「ドニチエコきっぷ」(大人600円)などを購入し、自らバス車内で定価で転売して利益を得ていたという。
本人は「昨年9月からやっていた」と事実関係を認めており、市は愛知県警に被害届を出した。
また市の調査で、同営業所の名鉄バス社員2人と猪高営業所御器所分所の市職員1人の、いずれも40歳代の運転士計3人が、金券ショップで安く買ったプリペイドカードをバス車内で乗客に販売していたことも判明した。
市はこの職員を処分する方針。名鉄バスにも厳しい処分を申し入れた。
(2010年10月27日=CHUNICHI Web)