芸備線で道床流出

よく脱線しなかったものです。

JR芸備線山ノ内〜下和知駅間で26日22時24分ごろ、三次発備後落合行き普通列車(1両編成、乗客なし)の運転士が揺れを感じ、一時停車した。列車に異状はなく、まもなく運転を再開したが、連絡を受けたJR西日本社員が確認したところ、線路下の土砂が流出していることがわかった。復旧工事のため、JR西日本は27日始発から、三次〜備後落合駅間で運転を見合わせ、乗客をタクシーで代行輸送した。
JR西日本広島支社によると、線路下の土砂が長さ15m、深さ3〜4mにわたってえぐれ、このうち長さ5mの部分では線路が完全に浮いた状態になっていた。28日始発から運転を再開できる見通し。
広島地方気象台によると、梅雨前線が停滞した影響で県北部では26日、一時強い雨が降り、三次市では1日の降水量が104.5mm、庄原市では134.5mmに達した。
(2010年6月27日=asahi.com