トタン屋根が覆いかぶさって運休−名鉄竹鼻線−

局地的に強風が吹いたのでしょうか?非常ボタンを押した付近住民、GJ!「笠松町門間の豆腐製造会社」と「竹鼻線柳津駅から南西約1kmの住宅地」から推測するに、現場はここらしいですね。

15日14時15分頃、岐阜県笠松町門間の名鉄竹鼻線で、踏切近くにある豆腐製造会社工場のトタン屋根の一部が突然めくれ上がり、架線に覆いかぶさった。付近住民が非常ボタンを押し、走行中の笠松発新羽島行き普通電車(2両編成)が急ブレーキをかけて、約120m手前で停止。乗客約30人にけがはなかった。県警岐阜羽島署は、突風で屋根が吹き飛ばされたとみて詳しく調べている。
同署によると、めくれたトタン屋根は縦横約10m。当時、工場では10人ほどで作業中だったといい、男性社長(55歳)は「バリバリと音がして驚いて上を見たら屋根が飛んでいた」と話していた。
現場は竹鼻線柳津駅から南西約1kmの住宅地。この影響で、同線の笠松〜江吉良間と羽島線の江吉良〜新羽島間の上下線計41本が運転を見合わせ、バスによる代行輸送などの対応に追われた。18時55分に除去作業が終わり復旧したが、約2,500人に影響した。
岐阜地方気象台によると、周辺では当時、2、3m/sの風が吹いていた。
(2010年5月16日=毎日jp