中央本線高尾〜塩山間のトンネル対策

「「車内での通話はご遠慮ください」と言っている所に対策は不要では」と思ってしまう私はひねくれ者でしょうか。

山梨県は13日、JR中央本線の新小仏トンネルと新与瀬トンネルで、2009年度中に携帯電話の利用が可能になると発表した。携帯電話会社などでつくる移動通信基盤整備協会が国の補助金を得て実施する。
小仏トンネル(全長2,594m)は下り線の高尾〜相模湖間*1、新与瀬トンネル(同2,190m)は上り線の相模湖〜藤野間にある。比較的新しく、内径が大きい。
NTTdocomo、KDDISoftBank Mobileの携帯電話が対象になる。9月中に中継装置敷設などの工事を始め、年度内に終える。事業費は新小仏が約3億2000万円、新与瀬が約2億6500万円。いずれも半額が国の電波遮蔽対策事業から補助される。
中央本線の高尾〜塩山間には、全長1,000m以上のトンネルが13本ある。県は笹子・新笹子トンネル(笹子〜甲斐大和間、全長約4,600m)*2を含む残りの11本についても、携帯電話が使えるよう国などに働きかけていく。
(2009年8月13日=NIKKEI NET)

*1:上り線は小仏トンネル(全長2,574m)を使っていますが、こちらは明治時代のトンネルで内径が小さく、通過できない電車があります。

*2:下り線が笹子トンネル(全長4,656m)を上り線が新笹子トンネル(全長4,670m)を使用しています。