30歳台の男性会社員が、京阪電車内で昆虫の幼虫をばら撒く

京阪電車内で昆虫の幼虫をばらまいたとして、大阪府警は24日、西宮市在住の男性会社員(35歳)を威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕した。枚方署によると、「足をばたつかせて驚く女性の姿を見たかった」と供述しているという。京阪電車では同様の被害が今月に入り、今回も含めて計19件起きており、同署は関連の有無も調べている。
調べでは、同会社員は同日10時5分頃、寝屋川市内を走行していた中之島出町柳行きの京阪臨時特急電車(8両編成)内で、釣りのエサなどに使われる幼虫「ミールワーム」約200匹をばらまいた疑いがある。ミールワームゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫で、まかれた幼虫は体長約2cm、太さ2〜3mm。座席下のすき間から、後ろの席にいた女性客の足元に向かってまいたという。ポケットやリュック内には、フィルムケースなどに入れた幼虫約3,600匹を所持していたという。
同様の被害が相次いでいたため巡回中の京阪電鉄社員が、幼虫がいた座席付近から立ち去ろうとした同会社員を不審に思い呼び止めた。車内を警戒中の府警鉄道警察隊員に引き渡したところ、容疑を認めたという。

お巡りさ〜ん!「今度は子猫200匹で」とか言っている人たちがいますよ〜!(違)