あおなみ線で脱線

普通、運転台に「手歯止使用中」の札を掛けたりして、事故を防止するのですが、この辺りがどうなっていたのか知りたいところです。

23日5時半頃、「あおなみ線」で、名古屋発金城ふ頭行きの下り始発電車(4両編成)の4両目の後部の車輪が脱線した。
乗客25人と乗務員に怪我はなかったが、同電車は現場で動けなくなったため、乗客は約200m離れた名古屋駅まで高架の線路上を歩いて引き返した。この事故で、同線は上下線が不通になっているほか、並走するJR武豊線と関西線の一部にも運休や遅れが出た。
運行している名古屋臨海高速鉄道によると、最終電車名古屋駅に到着後、最後部の車両の左側にある車輪の前後に車止め(木製、幅25cm、高さ10cm)を取り付けたが、始発電車の男性運転士(64歳)がこれを外さずに出発したため、車輪が車止めに乗り上げた可能性が高いという。
運輸安全委員会は同日、調査官3人を現地に派遣し、詳しい状況を調べている。
(2008年10月23日=Yomiuri On Line)