山手線で最終電車が検査装置に衝撃

死傷者が出なかったので大きく報道されませんでしたが、悪質なルール違反です。

6日1時15分頃、JR山手線田町駅付近で、保線作業員が運転終了と思い込みレール検査をしていたところに、遅れていた外回り最終電車が進入した。作業員は避難し、無事だったが、電車は線路上の検査装置に衝突して止まった。乗客にけがはなかった。JR東日本によると、電車は現場に約15分止まった後、検査装置を移動させ、運転を再開した。
検査はレールの幅や高さにゆがみがないか調べる年4回の定期チェックで、担当する東鉄工業が作業員6人で実施。ダイヤ上は終電が通過した時間だったが、終電はそれまでの駅で乗客の乗り降りに時間がかかるなどして4分遅れていた。作業員は終電が実際に通り過ぎたか確認していなかった。現場は田町駅の手前約150m。運転士が人影を見つけ、非常ブレーキをかけたが、装置の手前で止まれなかった。
(2008年10月6日=iza)