東北、秋田、山形、上越、長野新幹線、4時間運行不能

なにやら訳の分からんニュースばかりです。
<2008年9月29日追記>
ようやくスッキリした記事が出ました。それにしても、なぜ、従系に切り替わらなかったのでしょう。

28日8時すぎ、上野駅付近を走行していた東北新幹線の仙台発東京行きやまびこ202号と、長野新幹線の長野発東京行きあさま504号の運転台に突然「停止」の表示が出た。両列車は緊急停車し、上野〜大宮間を通る東北、秋田、山形、上越、長野の全新幹線が全線で約4時間にわたり運転不能となった。
JR東日本東京新幹線車両センター内にある新幹線運行システムに障害が発生したことが原因と分かり、システムをバックアップ用の別系統に切り替え、正午すぎに運転を再開。5つの新幹線は計76本が運休、計42本が最大約4時間50分遅れ、乗客約68,500人が影響を受けた。
JR東日本によると、システムトラブルで新幹線の運行に長時間支障が出たのは初めてという。
駅間で立ち往生したやまびこ202号とあさま504号の乗客計940人は、車両を降りて線路脇を最大約700m歩き、高架から保守用階段で地上に下りてJR田端駅に向かった。
JR東日本によると、障害が発生したのは車両センター構内や付近のポイント、信号を制御する運行管理システムの一部。何らかの原因でダウンし、センター内の線路と本線の線路を結ぶポイントが切り替わらなくなった。
この影響でATCがポイント手前を走行していた二つの新幹線に停止を指示したとみられている。
JR東日本の担当者は「こうしたシステム障害は前例がなく、詳しい原因を突き止めた上で再発防止に努めたい」と話している。
(2008年9月29日=TOKYO Web)

<2008年10月3日追記>
「HDD故障×ソフト不良」だそうです。

故障の原因は、東京新幹線車両センターの自動進路制御装置内にあるハードディスク故障であることが判明しました。(ハードディスク内のデータにアクセスする際エラーを検知し、アクセスできませんでした。)また、この装置は二重系になっており、装置故障の際には故障した系から正常な系に切り替わる機能になっていますが、この系切替のためのソフトウェアにも不具合があり、切り替わりませんでした。今後、更に詳細な原因調査をいたします。
(2008年10月3日=JR東日本