りんかい線で反対側のドアが開く

発車直後なので、車掌による誤操作の可能性は、まずないでしょう。やるとしたら運転士のほうですが、これも考えにくいですねぇ。

30日11時6分頃、東京臨海高速鉄道りんかい線国際展示場駅で、大崎発新木場行き普通電車(10両編成)が発車した直後に、ホーム反対側ドアがすべて開いた。緊急停車したが、乗員や乗客にけがはなかった。国土交通省航空・鉄道事故調査委員会が原因を調べている。
同鉄道と国土交通省の調べでは、普通電車は約1m走ったところで急停車した。電車は相互乗り入れするJR東日本の車両で、5km/hを超えるとドアを開閉できなくなる保安装置が装備されている。同鉄道は「停車距離から、速度は出ていなかったと思う」と説明している。車掌(25歳)はドア開閉装置を操作しておらず、装置に異常が発生した可能性もある。
当時乗車率は34%の約500人で、電車は12分遅れて同駅を出発し、新木場駅に到着後、運休となった。
(2008年7月30日=毎日.jp)

<2009年4月29日追記>
装置の異常だったとか。JR東日本209系/東京臨海高速70系固有の問題のようです。

昨年7月のトラブルは、車掌室にある左側ドアの開閉スイッチが誤作動を起こしたためだったことが24日、分かった。運輸安全委員会が報告した。
報告によると、左ドアのスイッチ内部でドア開放の指令を出す電流ピンが接触しやすい状態になり、車掌がスイッチ操作をしていないのに、内部で「開」と誤った電流が流れたとみられている。
安全委によると、同じメーカーのスイッチを付けた京浜東北線の車両などでも同様のドアトラブルが2005年以降5件発生。JR東日本は、りんかい線の事故後に車両を一斉点検し、スイッチをすべて交換した。
(2009年4月29日=TOKYO Web)