JR北海道のDMVにトヨタ・日野が参加

大型バス技術との融合を意識しているようです。

JR北海道が開発した線路と道路の両方を走るDMVについて、トヨタが技術協力することが26日明らかになった。JR北海道は昨年4月から網走管内で試験営業を始めているが、実用化に向けて定員数の拡大が課題だった。トラックやバス車両の開発に強みを持つトヨタ子会社の日野自動車が中心となり、協力する。
JR北海道は2006年9月、道内を訪れたトヨタ幹部に技術協力を要請した。技術担当者レベルで意見交換を進め、昨年12月にトヨタから「協力できる」との連絡があったという。
JR北海道が開発したDMVの定員は運転手を含めて16人。通勤や通学時間帯に対応するため、車両の大型化が課題となっていた。日野自動車は定員が25人以上で、現在より積載重量を1t増やせる車両を研究している。
(2008年5月27日=NIKKEI NET)