福井鉄道脱線

貧すればでないことを祈ります。

19日14時40分頃、福井鉄道福武線の市役所前駅付近で、武生新福井駅前行きの普通電車(1両編成)が、進行方向を切り替え中に脱線した。運転士と、乗客の男女7人に怪我はなかった。
県警福井署によると、脱線した電車は事故当時、県道と並走する路面電車区間を走行中だった。前の車輪だけが別の路線に入り込み、徐行したが間に合わずに脱線したという。
福井署は、列車の進路を切り替える「分岐器」と呼ばれる装置が故障した可能性があるとみて、詳しく調べている。
福井鉄道は約28億円の借金を抱え、債務超過寸前となったため、県や市、名古屋鉄道、金融機関が再建に向けて協議している。2005年12月にも、圧雪に乗り上げる脱線事故を起こしている。
(2008年4月19日=MSN産経)