2in1サービス改定

法人、個人の両名義はいいアイデアだと思うのですが、メールの請求が分かれないなんて中途半端ですね。まさか、契約数増やしが狙いじゃないよね。

NTTDoCoMoは、1台の携帯電話で2つのメールアドレスと電話番号が利用できるサービス「2in1」の改定を発表した。3月3日より実施される。
「2in1」では、これまでは同一名義での利用となっていたが、3月3日からは、基本契約(Aナンバー)と2in1契約(Bナンバー)を異なる名義にすることができる。これにより、基本契約は自分自身、2in1契約は会社名義という使い方が可能になる。
あわせて、2in1契約(Bナンバー)の料金プラン「タイプ2in1」の基本使用料が従来の945円から840円に値下げされる。また、2in1契約(Bナンバー)向けの料金プラン7種類が新設される。新たな2in1向け料金プランは、従来のバリューコース向けプランとほぼ同等となる。「タイプ2in1」以外の7プランでは、無料通信分が用意されるが、対象となるのは、Bナンバーからの通話やテレビ電話のみ。基本契約(Aナンバー)側で余った無料通信分は、2in1側と共有できる。
パケット通信は全てAナンバーの基本契約宛に課金・請求される。ただし、BアドレスのWebメールサイトへのアクセスなど、Bアドレス利用時のパケット通信料は、基本契約から分離して2in1の名義宛など別の請求先を指定できる。請求書の分割送付は、手数料として月額157.5円かかる。請求書分割送付の手数料は、2in1契約(Bナンバー)側の請求書に記載される。
このほか、2in1向け各種料金プランでは、ひとりでも割50やファミ割MAX50、オフィス割MAX50、(新)いちねん割引などが利用できる。ただし、「タイプ2in1」で利用できる割引サービスは、ハーティ割引など一部に限られる。
手持ちのFOMA/ムーバの回線を2in1に引き継ぐ場合、継続利用期間やドコモポイント、無料通信分、モバイラーズチェックもあわせて引き継げる。既に2in1を利用している場合、今回の提供条件は自動適用されず、別途申し込む必要がある。手続きの際には、手数料として1,050円かかるが、2009年3月31日までに「タイプ2in1 同一名義オプション」を選んだ場合、手数料はかからない。
これまで「2in1」での契約は、同一名義のみとなっていたため、契約数にカウントされていなかった。ドコモでは今回の改定にあわせて、「2in1」分も契約数にカウントできるよう総務省と調整しているとのこと。
(2008年1月30日=ケータイWatch