アイピーモバイルが記者会見

杉村商店になるようですが、何だかハッキリしませんねぇ。転売目的だとしても、免許の機嫌がアレだし。

18日付けで代表取締役社長に就任したばかりの竹内一斉氏は、会見冒頭、「今後の展開について現状、経緯を説明したく、会見することにした。免許返上は現時点ではまったくない。事業開始に向けて(作業を)進めている。ただ、森トラストから株主総会開催の請求があった。その請求では、(アイピーモバイル会長の)杉村以外の取締役解任が求められている。それに応じるつもりで、今後の展開は新経営陣から発表されるだろう」と述べた。
今後の事業展開については、「新たな経営体制で進められるだろう」として、同氏の口からは語られなかった。携帯事業参入のタイムリミットまで、あと1カ月強となった段階だが、同氏は「個人的には、アイピーモバイルの事業化はできると思っている」と述べたほか、開設計画の変更申請に向けて準備を進めていることが明らかにされた。
開設計画変更の内容までは触れられなかったが、「11月時点では、他社と比べると『これでサービスイン?』と言われるレベルになる可能性はある。ただし、3カ月後、半年後、数年後というスパンできちんとしたサービスにできると思う。まずは資金面での裏付けが本質的な問題。モバイルでのインターネットは、既に他社によって実現されているが、アイピーモバイルは異なる通信技術を用いて差別化できる」と述べた。
(2007年9月28日=ケータイWatch