0系、四国へ

西条市にオープンする四国鉄道文化館で、展示品の目玉となる初代新幹線「0系」が27日、船に載せられ瀬戸内海を航行、西条市東予港に到着した。今治造船西条工場に搬入後、28日に同館へ運ぶ。
車体は先頭車両を半分ほどにカットしたもので全長約12m。保存されていた香川県多度津町JR四国多度津工場で解体し、多度津港から船で運んだ。
0系新幹線は1964年に開通した東海道新幹線で使われた新幹線の元祖。11月26日オープン予定の同館では、国鉄の第4代総裁で「新幹線生みの親」とされる故十河信二(そごうしんじ)*1氏の遺品なども展示する。
(2007年9月27日=CHUNICHI Web)

*1:愛媛県新居郡中村(現・新居浜市)出身。旧制西条中学校(現・愛媛県立西条高等学校)、上京し受験準備のために正則英語学校に入学、第一高等学校を経て東京帝国大学卒業後、鉄道院入り。元西条市長。(from Wikipedia