SoftBank、8社連合形成

次世代高速無線通信の免許獲得を目指しているSoftBankイー・アクセスは、niftyなどISP大手4社と提携する。近くゴールドマン・サックスグループなど投資会社2社を含む8社共同で企画会社を設立して連合を形成する。KDDIは京セラなどと新会社設立を発表、NTTTDoCoMoはTBS、三井物産などとの連携を検討しており、免許取得を競う四陣営の顔ぶれがほぼ固まった。
ソフトバンク陣営に参加するISP大手はniftyのほかNEC BiglobeSo-net、freebitの4社。ゴールドマン・サックスシンガポールの政府系投資会社、テマセク・ホールディングスも加わる。免許を獲得して事業化する場合、基地局設置などに数千億円規模の資金が必要なため、ゴールドマンなどは資金調達を担うとみられる。
(2007年9月20日=NIKKEI NET)