山陽電鉄信号冒進?事故

詳しい原因を知りたいところです。

山陽電鉄本線飾磨駅で19日、特急が停車しているホームに後続の普通電車が近づき、45m手前で停止するミスがあったことがわかり、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は27日、大事故につながる「重大インシデント」として調査官を派遣した。
同社は24日まで同省にミスを報告していなかった。
同省などによると、19日22時半頃、落雷で飾磨駅付近の信号機が故障して赤のまま変わらなくなったため、駅の約260m手前で山陽姫路発東二見行き普通電車(4両)が停止した。
運転士は約10分後、駅員の手信号に従って進行。駅西側の踏切で安全確認のため停止したが、すぐ前に山陽姫路阪神梅田行き特急(6両)が止まっていた。普通電車には約60人、特急には約80人の乗客がいた。
同社は、手信号で誤って進行を指示したか、運転士が手信号を見誤った可能性があるとみている。同省への報告の遅れについて、同社は「社内の連携が悪く、本社まで情報が上がっていなかった」としている。
(2007年8月27日=Yomiuri On Line)