第三セクター鉄道の経営状況

黒字の会社ですが、智頭急行(6億1900万円)ともう1社どこでしょう?北越急行は新幹線延伸までの好況ですし、智頭急行にも高速道路延伸が待っています。

第三セクター鉄道等協議会が20日公表した加盟36社の2006年度の経営状況によると、32社が赤字で、経常損失は計約36億6700万円に上った。輸送人員は30社が前年度より減少。黒字は4社にとどまった。
地方の第三セクター鉄道は住民の減少に加え、学校の統廃合などで厳しい経営が続いており、燃料費の高騰も経営を圧迫。2006年度は北海道ちほく高原鉄道神岡鉄道が撤退、23日には三木鉄道が2008年の廃止を国に届ける。
各社別経営状況では、赤字のトップは北近畿タンゴ鉄道の5億6200万円。次いで愛知環状鉄道の3億3200万円など。天竜浜名湖鉄道は2億1000万円の赤字だった。
黒字は北越急行の15億900万円がトップ。伊勢鉄道は赤字から1200万円の黒字に転換した。
輸送人員は36社で5523万人と前年度比13.1%減。前年に愛知万博があり800万人減となった愛知環状鉄道を除けば全体で0.7%減だったが、19社は3%以上減少した。
(2007年7月21日=CHUNICHI Web)