東北本線架線故障

新宿駅では、階段規制を実施していました。階段規制は、久しぶりに見ました。間が悪いことに、本日はJR東日本株主総会当日だったりします。(w

22日7時55分頃、JR宇都宮線大宮〜さいたま新都心駅間で架線が切れ、停電。同線の上野〜宇都宮駅間や高崎線の上野〜高崎駅間、京浜東北線湘南新宿ラインの全線の計4線で運転を見合わせた。少なくとも6列車が最長で約4時間立ち往生し、乗客は線路上に降りて最寄り駅まで歩くなどした。
JR東日本によると、架線の切断場所は、さいたま市大宮区吉敷町4付近。宇都宮線高崎線と共用)と京浜東北線が並行して走行している地点で、西側の宇都宮線上りの架線が切れた。国土交通省によると「エアーセクション」が溶けていた。JR東日本は切断部分を修復するなどし、13時過ぎまでに4線とも運転を再開した。切断理由などを調べている。
この切断で送電がストップし、列車に電力を供給できなくなり、同線の上野〜宇都宮駅間や高崎線の上野〜高崎駅間の運転を見合わせた。残る2線は運行可能だったが、線路上を乗客が歩いていたことなどから、安全のため運行を取りやめた。駅に詰めかけた乗客については、新幹線や私鉄などへの振り替え輸送で対応した。埼京線川越線も上下線で遅れが出た。
各消防署によると、停車中の電車内や線路上から「空調が切れて気分が悪くなった」と多数の119番通報があり、男女32人が搬送された。いずれも症状は軽いという。
(2007年6月22日=MSN-Mainichi)

遮断器を介して結合するという手はどうなんでしょう?

架線が切れた線路は、東北線高崎線が共用している区間。架線が切れた後に大宮駅も停電したため、並走する湘南新宿ラインも止まった。さらに架線切断の約15分後、現場南側のさいたま新都心浦和駅間に停止していた東北線上り電車の乗客が、車内にある非常ドアコックを操作してドアを勝手に開けてしまった。気づいた運転士が付近の電車に停止を求める防護無線を作動させたため、京浜東北線も止まってしまった。
国土交通省などによると、エアセクションで架線をつなぐ方式はJR各社の在来線や私鉄で共通しており、同様の事故は過去にもあった。より高度なシステムを導入している新幹線ではあり得ない事故だが、その分、コストがかかるという。
(2007年6月22日=asahi.com

う〜ん。停めちゃったんですか・・・。orz

高崎線の上り電車(15両編成)の運転士(48歳)が停止位置の約70m手前で誤って電車を止めたことが原因だったことが、JR東日本の調べで分かった。電車最後尾にある、架線から電力を受けるパンタグラフが「エアセクション」と呼ばれる架線と架線の継ぎ目で接触した際、火花が飛んで架線が溶けて切れたという。
国土交通省関東運輸局は、同社を文書で警告した。
事故の影響で、両線に隣接する京浜東北線湘南新宿ラインも運行を見合わせた。いずれも発生から約5時間後の同日13時10分過ぎに復旧したが、ダイヤは終日乱れた。事故で計6本が駅間で立ち往生して1万8000人が缶詰め状態になり、うち1万6000人は駅員などに誘導されて線路づたいに最寄り駅に誘導された。このほか、162本が運休。最大で5時間18分遅れた電車もあり、少なくとも18万5000人に影響が出た。
(2007年6月22日=asahi.com