津軽鉄道の緊急保全整備事業に県も補助金

ストーブ列車で有名な津軽鉄道ですが、維持に四苦八苦しています。媒体への露出度を考えれば、この程度の補助金は安いものだと思うのですが。

列車の安全運行を維持するため緊急保全整備事業を計画している津軽鉄道に対し、県は21日までに、4420万3000円の補助金交付を決めた。既に地元自治体の五所川原市中泊町は交付を決定、国も内示金額を津鉄に伝えており、2007年度分の補助金の全額確保が決まった。同社は今月中にも安全対策工事に着手する。
同事業は2007、2008年度の2ヵ年で約3億7000万円を投じ、枕木交換や橋の改修などを行う。うち、2007年度は1億9700万円余を予定している。県のほかに五所川原市は2736万3000円、中泊町は684万円の交付を決定済みで、国は7841万円余を支出する。津鉄は増資や寄付金、遊休資産の売却などにより4088万1000円を自社負担する。
(2007年6月21日=東奥日報