北越急行増収増益

北陸新幹線延伸までの賑わいでしょうか。

北越急行は19日、2006年度の決算を発表した。特急「はくたか」の利用増により、輸送人員は初めて350万人を突破。経常利益も過去最高だった前期から大幅に伸び、15億円を超えた。
総輸送人員は、前年度より28万人多い3,559,000人。売り上げに当たる営業収益は約44億5600万円(前年度比3億2770万円増)。経常利益は15億910万円(同4億5520万円増)となった。
輸送人員が伸びた要因は、JR東日本、同西日本、同東海の3社が昨年4〜9月まで金沢市を中心に誘客を進める「北陸キャンペーン」を実施したこと。これにより「はくたか」の利用者が前年度比11.9%増の265万人になった。普通列車の利用は前期並みの水準だった。
輸送人員増の要因としてはほかに、豪雪、台風などの自然災害が少なかったことも挙げられる。
(2007年6月20日新潟日報