乗り間違えた乗客が非常用ドアコックを操作

慌ててしまったのでしょうが、かえってイタイことになったようです。

28日8時10分頃、JR京都駅を発車した広島発東京行き新幹線「のぞみ62号」が、戸閉表示灯が消えたため、京都駅の東約500mで緊急停止した。
車掌らが調べると、6号車で乗降口の非常用ドアコックが引かれており、そばにいた男性客(26歳)が、ドアを開けようとしたと認めた。
JR東海滋賀県警によると、男性は金沢市から福岡県へ転勤になり、京都駅で博多方面へ向かう新幹線に乗車する予定だった。しかし方面を間違え「乗り間違えに気付き、慌てて降りようとした」と話したという。
乗客らに怪我はなく、新幹線は安全を確認し5分後に発車。米原駅で臨時停車し、米原署へ男性を引き渡した。同署は威力業務妨害容疑の可能性もあるとみて事情を聴いている。
(2007年3月28日=日刊スポーツ)