開業当日の仙台空港鉄道

順調な滑り出しだったようです。杜せきのした駅は、大型ショッピングモール「ダイヤモンドシティ・エアリ」とデッキで直結されています。

仙台空港鉄道によると、乗降客の合計は仙台空港10,300人、美田園500人、杜せきのした9,400人。計数対象は自動改札を利用した旅客だけで、同日に限って乗降自由の記念乗車券などで有人改札口を通った人は含まれない。
車両定員に対する利用割合である乗車効率は下り68%、上り65%。大型商業施設に近い杜せきのした駅は一時激しく混雑したため、下り快速2本を臨時停車させた。
県がまとめた経営計画では、一日の利用客を10,000人と見込んでいる。
(2007年03月20日河北新報

別の問題も。

JR東北本線の名取〜仙台間で、朝の通勤通学時の踏切遮断時間が、「開かずの踏切」の目安である1時間当たり40分以上になったことが19日、住民団体の調べで分かった。
調査を行ったのは、仙台市太白区の「中田・西中田開かずの踏切など交通渋滞をなくす会」。JR南仙台駅北側の「中田西浦踏切」に会員8人が出て、19日7〜9時の2時間、踏切の遮断時間や周辺道路の車の流れなどを調べた。
その結果、7時台の遮断時間は43分余りと判明。昨年11月に3回調査した33〜35分間に比べ、8〜10分も伸びた。最長で7分間以上も遮断機が下りたままの時間もあった。
同会の事務局長(63歳)は「アクセス線の影響は明白。駅舎の橋上化など歩行者や障害者に使いやすい街づくりを求めたい」と語った。
国土交通省は最混雑時の遮断時間が40分以上の踏切を「開かずの踏切」と定義し、緊急対策の必要性を認めている。
一方、仙台市も同日、中田西浦踏切を含む南仙台〜仙台駅周辺の踏切7カ所で始発から終電までの調査を行った。結果は近くまとめられる。
(2007年03月20日河北新報