京葉線鍛冶橋変電所等における機器焼損事故原因

JR東日本から発表されました。

  • 原因
    1. 変電所のブレーカーを制御するリレーの接点がずれていた
    2. これにより接点が溶着し、電気が流れ続けたために電磁石(コイル)が発熱し絶縁が低下
    3. 電車線用の電気(DC1500V)が漏れて変電所の機器が焼損
    4. 漏れた電気の一部が構造物を通って流れ、信号機器室の各種装置が焼損
    5. 更に信号ケーブルを伝わって電気転轍機機が焼損
  • 対策
    1. リレーへカバー取付け
    2. リレーが故障しても電気が流れ続けないように設備を改良
    3. ブレーカーの故障が、漏電検出装置に影響しないよう電源を別系統化
    4. 信号機器室のラックを鉄製からFRP製に交換、機器を離して配置するなど機器の設置方法を改善