石勝線で貨物列車脱線
7日21時15分頃、JR石勝線トマム〜新得間にある新狩勝信号場構内で、帯広貨物ターミナル発本輪西駅行きの貨物列車(17両編成)の8、9両目が脱線。列車は脱線に気づかず約2.5km進み、新狩勝トンネル内で停止した。
この影響でトマム〜新得間と、根室本線富良野〜新得間が不通となり、8日は両区間で代替バスを運行したが、多くの帰省客らに影響が出た。両区間は8日夜までに復旧、9日朝から通常通り運行する見通し。
JR北海道によると、列車は大雪や停電の影響で、同信号場構内で約18時間、臨時停車した後、車輪などに付いた雪を落として出発したが、その直後に脱線した。
機関車以外の16両は石油類を運ぶタンク車だったが、すべて空だった。
(2007年1月8日=北海道新聞)
<2007年1月10日追記>
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会による現地調査が9日に終わり、高野忠男調査官は「雪に乗り上げて脱線した可能性が一番高い」との見方を示した。調査官によると、現場付近はレールと同じ高さまで雪が積もり硬くなっていたほか、雪の塊も見られた。発車直後の事故のため、強風や速度超過による脱線は「あまり考えられない」という。
(2007年1月10日=北海道新聞)