新幹線静岡駅で飛び込み

新幹線に限らず、影響が大きいので、止めてください。残された方も大変ですし。

25日8時半頃、JR東海道新幹線静岡駅で通過中の「のぞみ61号」(東京発広島行き)が線路に入った男性とみられる人*1をはね、緊急停車した。
「のぞみ61号」は同駅の西約2kmで停止。列車の先端部が衝突の衝撃で大きく穴が開くなど破損したが、約800人の乗客に怪我はなかった。約2時間停車した後、掛川駅まで移動し乗客を降ろした。東海道新幹線は東京〜新大阪間の上下線で約2時間にわたって運転を見合わせた。上下線で「のぞみ」5本が運休し、他の列車63本にも最大で約2時間50分の遅れが出て、約57,000人に影響*2した。また、山陽新幹線も遅れや運休が出た。
はねられた人は30〜40歳代らしく、スーツ姿だった。事故の直前、下りホームから線路内に降りたのが目撃されていて、通過線ではねられた。「のぞみ」は通常、約200km/hで通過するという。
(2006年10月25日=静岡新聞

<2006年10月26日追記>
身内とは・・・。この間、京浜東北線を停めた奴といい<以下略>

死亡した男性は25日、静岡中央署の調べで三島市内に住むJR東海静岡支社の社員(31歳)と分かった。状況などから自殺とみている。
同署によると、社員は同日8時半頃、下り線ホームの転落防止柵の間から線路内に飛び降り、通過線で「のぞみ」にはねられたという。
同社によると、男性は同日朝、自宅のある三島駅から新幹線で、事故直前に勤務地の静岡駅に着いたらしい。
男性は平成6年入社。3年ほど前から団体客の指定席の管理を担当していた。今月20、24日に「体調不良」を理由に欠勤したが、23日は普段と変わらず仕事をこなし、悩み込んでいる様子もなかったという。
JR東海静岡支社によると、同日運休した列車は上下合わせて38本に上った。ほかの列車も上下計181本で最大約3時間50分遅れ、約164,000人に影響が出た。上りは20時頃、ほぼ平常に戻ったが、下りではその後も遅れが残った。
(2006年10月26日=静岡新聞

*1:原形を留めていないようです。

*2:15,000人に特急料金4,000円を払い戻したとして60百万円です。それに車両の修繕費とか、社員の残業代とか。遺族の方はどうされるのだろう?