SWIMO

バッテリーの寿命とか、交換費用とかは、どうなっているのでしょうか?

路面電車の動力源として川崎重工業が開発した小型ニッケル水素電池の性能試験が30日、同社兵庫工場で公開された。架線などの設備が不要な上、狭い場所に取り付けられるのが特徴。
電池は長さ1m、厚さが20cmの長方形。5分の充電で10km余りの距離を走らせることができる一方で、サイズは従来品の1/3。通常、動力源を取り付けるのは電車の床下だったが、座席下に収まるため、体の不自由な人でも利用しやすい低床型車両に適している。
架線が不要なことなどから導入コストも抑えられ、二酸化炭素の排出量も少ないという。
試験に使われたのは計16個の電池を搭載した2両編成の路面電車パンタグラフを通じて充電した後、約300mのコースを3往復した。
同社は現在、小型ニッケル水素電池を動力源とする低床型路面電車「SWIMO」の車両を開発中。2007年中に実験車両を完成させ、2008年中の実用化を目指す。
(2006年8月31日=神戸新聞