井原鉄道2005年度決算

井原鉄道も、頑張っているはいるものの、経営的には大変なようです。
# 丼原鉄道ではありません。(w

イベント車両導入などで、乗客数は前年度比0.7%増の1,124,419人と2年ぶりに増加。人件費抑制などで経常損失は同8.0%減の113百万円となり、経営改善が一定に進んだ。
輸送人員は一般客が0.2%増と4年ぶりに増加した。昨年春に導入したイベント車両「夢やすらぎ号」を貸し切りなどで101回運行し、2,827人が利用したのが奏功した。定期客は企業訪問の強化で通勤が3.0%増。沿線の高校統合もあったが通学は0.2%減にとどめ、運輸収入は322百万円と0.4%増えた。
「夢やすらぎ号」目覚まし時計の販売などで経常収益も364百万円と1.1%増えた。
一方、経常費用は1.2%減の477百万円。人件費の抑制に努め、軽油の価格上昇分を上回る経費節減を果たした。100円稼ぐための経費を示す営業係数は131と4四年連続で改善した。
運行経費は同社が、施設管理費は沿線自治体がそれぞれ負担する「上下分離方式」により、自治体は135百万円を補助。「上」部分だけでは22百万円の黒字となり、累積損失は34百万円までに圧縮した。
(2006年6月30日=中国新聞