阪神、京阪に対し株式保有を依頼へ

阪神電気鉄道が、主幹事の大和証券SMBCを通じ、京阪電気鉄道に対し、「村上ファンド」が保有する阪神株の一部を購入できないか打診することが22日分かった。
京阪が買い取れる株数は「最大で10億〜20億円規模」(市場関係者)との見方が強く、他の電鉄各社が買い取りに応じても村上ファンド保有する全株式の数%にしかならない見通しだ。
このため阪神電鉄は、他の事業会社による株式購入や、阪神電鉄の役員が借入金で一部株を購入するなど複数案を組み合わせることも検討しているとみられる。
(2006年2月23日=Web Hochi)