羽越本線脱線事故

北余目砂越間の最上川橋梁付近で秋田発新潟行き特急「いなほ14号」(6両編成)が強風に煽られ脱線転覆しました。
<2009年12月21日追記>
かなり無理筋な気がします。

山形県警は21日、運行管理責任者だった当時のJR東日本新潟支社運輸部輸送課の指令室長(54歳)、総括指令長(52歳)、指令長(47歳)の3人を業務上過失致死傷容疑で山形地検書類送検した。
事故は2005年12月25日19時14分頃、発生した。吹雪の中を走行していた秋田発新潟行きのいなほ14号の車両が砂越北余目駅間で脱線、1〜3両目は土手から転落して横転した。乗客5人が死亡、乗員を含む33人が負傷した。
県警は、事故当時、現場付近に暴風雪警報が出ていたことなどを重視。輸送指令をしていたJR東日本新潟支社の運行管理責任者は異常気象だったとの認識があり、事故を予見して回避できたにもかかわらず、運転規制をするなど注意義務を怠った疑いがあると判断した。
この事故については国土交通省航空・鉄道事故調査委員会(現・運輸安全委員会)が2008年4月に「原因は瞬間風速40m/sほどの局地的な突風で、運転方法に問題はなかった」と結論づける調査報告書を公表。事故現場から約800mの場所にあるJRの風速計では事故前の風は最大でも12m/s程度で、突風のメカニズムが解明されていない現状では、突風の予測は難しいとの見解を示していた。
(2009年12月21日=asahi.com