大雪

各地でいろいろ事故があったようです。

18日8時5分頃、福井鉄道福武線の花堂北踏切で、2両編成の下り電車が脱線した。踏切内を通行する車が踏み固めた雪に乗り上げたとみられる。乗客35人にけがはなく、約8時間後に復旧した。福井地方気象台によると、福井市内の積雪は、同日午前8時現在で62cmだった。
(2005年12月18日=asahi.com

18日16半頃、JR東海道線高槻駅南側にある楽器店から「鉄製の部品が飛んできてショーウインドーのガラスが割れた」と同駅に連絡があった。
JR西日本が調べたところ、駅構内の下り線路のポイントに使われている重さ約3kgの「鎖錠管カバー」が、ショーウインドーの前に落ちていた。現場は列車が100〜130km/hで通過しており、車体に付いた雪の塊が落ちてカバーを直撃、はずみで飛んだとみられる。
ポイントから楽器店までは約50m離れ、幅約6.3mの道路を跨いでいるが、怪我人はなかった。
当時、現場を富山発大阪行き特急「サンダーバード24号」と向日町発新大阪行き回送電車が通っており、JR西日本はどちらかの通過時とみている。
(2005年12月19日=Sankei Web)

18日22時頃、福島県金山町のJR只見線で、会津若松会津川口行きの下り普通列車(2両編成)が大雪で動けなくなった。乗客2人は、19日0時半に救出された。運転再開の見込みは立っていない。
(2005年12月19日=asahi.com

19日9時35分頃、走行中の大阪発金沢行きの特急「雷鳥5号」(9両編成)から、湖西線永原〜近江塩津間で、進行方向左側の窓ガラス約16枚が割れたと連絡があった。
1〜5両目のガラスが割れていたが、約170人の乗客にけがはなかった。列車は敦賀駅で運転を中止し、乗客は後続の列車に乗り換えた。
JR西日本は、車両下部のモーターなどの装置や屋根の凍った雪が走行中に地面に落ちて跳ね返ったとみている。
(2005年12月19日=Sankei Web)